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2008年4月6日(日)、東京カルチャーカルチャーにてNeoM rePublic年間優秀作品の上映&公開審査会が行われました。上映作品は、ミュージッククリップ、コメディ、アニメーションなど、ショートムービーの可能性を見せる10作品。また、pocket movieや水江未来アニメーションなど、NeoM rePublicで発掘、制作された新機軸ムービーの上映と作者によるトーク、司会の手塚眞さんによる新作上映と秘訣公開、さらにしりあがり寿がNeoM rePublicで撮りおろしで制作しつづけた「寸志でございます」シリーズ50本の中から厳選上映、おおいに盛り上がりました!

審査 : pocket movie製作所(中野希大、植木秀治)
水江未来
しりあがり寿
司会 : 手塚眞



最優秀作 「無い(不動産編)」
「無い(不動産編)」

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作者 小松孝(がんばれコーポレーション)



すごく勉強させていただきました。ありがとうございました。お金を払って見ていただける作品をみんなで作っていきたいな、と思います。



しりあがり寿
僕はこういう作品、嫌いじゃ「ないです」。ほんとこういう傾向のもの好きなんですけど、あえて言わせてもらうと、あそこまで「ない」「ない」で引っ張っていくと、いったいどういうところで落としてくれるかな、と見てる人は期待するわけです。まとめ方として、確かにいいこと言ってるけど、それを良いとするか悪しとするか。むずかしいところですよね。ただ、この人は才能があると思うから、将来お金とか時間とかをかけてきっと面白い作品を作れると思います。

手塚眞
僕も最後のオチがどうなるか大変気になって、「ない」「ない」と続いていく間に自分でシナリオを勝手に作って、最後に部屋を見に来た男の子が「では、出口は?」と聞くと「出口はないです」とか。

中野希大
やっぱりオチだと思うんですよね。急に部屋が明るくなると、実はいろいろなものがあったとか。残念な部分はあるんですけど、でも映像的に確かに期待感はあったし、インパクトは大きかったです。

水江未来
見せない映像を想像させる、というのがすごいと思いました。逆に考えるとだからこそ見せるところを見せてほしかったというか。ラジオドラマでも成立するわけで、映像だからこそ、という何かが欲しいと思いました。ただ、他の作品にも良いところも悪いところもあるわけで、最初の始まり方の期待の大きさから言ったら、やっぱりこの作品が一番でした。他の作品も見てみたいですね。



審査会上映作品
「Bicycle」

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アニメーション的なものと実写を重ねて思いつきで作っていったものです。音楽と映像が融合していく形のものを作っていけたらと思っています。

吉田悠 『Bicycle』



水江未来
実験的な思惑を重ねていく試みに、共感しました。

手塚眞
気持ちよく見られました。

しりあがり寿
最近、自分の子供が自転車に乗れるようになったことを思い出して、号泣しそうになりました。


「Re」

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「魔呪」

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xkogx
『Re』






『魔呪』



中野希大
2作品とも美的感覚というか、違うイメージを積み重ねていくセンスが感じられます。

植木秀治
どういうことを考えて作られたのか、出席されていたら聞いてみたかった作品です。



「Blessing It」

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麻衣
『Blessing It』



水江未来
僕はあまりCGの作品は好きじゃないんですが、とても美しい作品だと思いました。 最初のメッセージがあまり映像とは関係ない気もして、必要だったのかな?とも思いましたが。

しりあがり寿
メッセージをつけるかどうかは微妙なところですよね。立場を表明すると当然反対する人もいるわけだし、勇気がいることだと思います。 でも、僕は最近完成度はともかく言いたいことがあれば言ってしまったほうがよいかな、と思ってます。



「ネコの人とウマの人(5)」

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最初はひとコマ漫画を動かすところから作っていったのですが、バックグラウンドを変奏曲にすると、どんどん変わっていくところがぴったりくるかな、と思って曲に合わせて作っています。あと8作品あるので、こちらでご覧になってください。

シノナガサコ
『ネコの人とウマの人(5)』



水江未来
この方の作品は、たしか10作品ぐらい同じシリーズであるんですよね。続けて見ていくと、だんだん気持ちよくなってくるんです。アニメートが大変丁寧で、色味をモノトーンな感じにしている分、作画に力を入れていて、好感が持てます。シュールな展開が非常にハイセンスなので、もっとベタな展開が時折混じっても面白いかな、と思います。




「金剛菩薩デラカンノン」

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ヌッソ
『金剛菩薩デラカンノン』



植木秀治
プロの人が作ってるかと思うほど、よくできてますよね。この人、本気なんですかね?本気なんだかギャグなんだかよくわかんなかったんですけど。

手塚眞
ネタとして仏像とか使っているところが面白いんですけど、せっかく日本的なものを持ってきているんだから、もう少し踏み込んでほしかったですね。こういう作品って「ツボ」が必ず必要で、途中にCMの前に必ず入る画面とかわざと入れてあるし、そういう「いかにも」は揃えているとして、それ以上のところをもう少し踏み込んでほしかったですね。




「太陽の子」

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長かったんですけど、みなさん見てくださってありがとうございました。 夢の中で伝えたいな、という気持ちが爆発して、みんなで協力して初めて作った作品です。

accompanistacco
『太陽の子』



中野希大
テーマやメッセージもとても強いし、絵も個性的ですよね。絵本を見ている感覚でしたが、文字でストーリを追っていく形ではなくて、映像表現にも挑戦してみてもらいたいですね。





「Thank you very MAXXX」

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「PARTICLE TURNS」

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どうもありがとうございました。今回は僕の大学の先輩のビデオを頼まれたので、初めて作った作品です。今後も普通にサラリーマンとして、幸せな家庭を築いてゆくつもりです。

SETAGAYA E10 FILM/星野顕亮
『Thank you very MAXXX』






『PARTICLE TURNS』



しりあがり寿
こういう映像をアマチュアの人が作れちゃうってことは、音楽PVに限らず、ミュージシャンでなくても家族のビデオでもかっこいいPVができちゃうってことですよね。すごい時代だなあ。逆にもしプロになるのだとしたら、ここからひとつ抜け出ていくことが大変、というか。

手塚眞
普通に働いている人が余暇を利用して、こういうセンスのある映像を作れちゃう、そういう時代なんですよね。どうもありがとうございました。