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シアター 多摩美

美術学部情報デザイン学科アートコースは4期生が出たばかり。情報とアートの海で冒険する学生たちの作品の数々を毎週配信!

2006年9月 4日 (月)

command+Z(岩崎宏俊/IWASAKI Hirotoshi:映像)

Tau_29 作業のひとつ前に戻る。履歴をどんどんさかのぼる。ショートカットの「コマンドZ」は本当に便利な機能です。今週の「シアター多摩美」岩崎宏俊(IWASAKI Hirotoshi)さんの実験映像「command+Z」をお届けします。コマンドZさえあれば、現実をどんどんさかのぼれる。あなたの夏の記憶も、コマンドZで振り返られる。人の一生も、コマンドZでまるで走馬灯のように・・・

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<作品データ>
2004年制作
映像、写真、音楽:岩崎宏俊(IWASAKI Hirotoshi)

<作者コメント>
デジタルデータの普及により、写真(静止画)と映像(動画)の区別が曖昧となった現代における記憶と創造力を題材とした実験的試み。
目を閉じると、瞼に浮かび広がる映像がある。これは私の記憶と密に寄り添っている。思い出すという名の、ヴィジョンを作り上げる創像行為。過去に、つま り一つ前に戻り、新たな記憶として映像を生起させ一つ先へと進む。 この一つ前に戻り、新たな記憶を生成するという行為をパソコンでの編集作業に見立てた。私の外部記憶装置であるパソコンの中に在る記憶を素材とし、デジ タルデータならではの編集加工を施す。それを一つ前に戻る(command+Z )という機能を用いて時間を逆転させて見る。一つ一つ、時間を戻しながら画面を複写し、それを繋ぎ合わせてもう一度映像として完成させた。
物質としての質感やオリジナルの色もない。どこまでも手を加えられ、やり直しがきく。静止画でもなく動画でもない。存在自体が曖昧になってくる中で、でも 確かにそれはそこにいて、そこには過去と未来への二重の時間が内包されている。この時間との関係を模索した実験映像。

2006年9月 4日 | | コメント (1) | トラックバック (0)

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是非、ホームページの方にもお越し下さい。
http://www.hirotoshiiwasaki.com/

投稿 岩崎宏俊 | 2006/12/09 3:06:02

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